アーカイブ ‘ 2010年 7月

青の色

1ヶ月ほど前のお話。

当日の工場の空

青は昔から人にとって作り出すことが難しい色でした。 続きを読む


7月7日 koumoriyaの伊藤さん ~本番のお話~

この前のお話はこちら
詳細はcoccaのHP

今回のデザインは七夕に合わせた2つなのです。

1つは流星ボーダー

原画を元に地味な細かい工夫を幾重にも重ねました。
ボーダーの表現をどの技法にするか。星の表現をそれぞれどうしていくか。
詰めた検討材料を見本段階で更に試してそこからベストなものをピックアップ。


ブルーは布に馴染んだプリント
その上の銀は鈍くくすませる。
それでボーダーが出来たら、それぞれの星表現。
黒は光沢を抑えつつ、存在感を出すマットで全体を引き締める。
金は明るい青みの金を、銀もくすんでいない銀を混ぜ込む。
ターキスはブルー同様馴染ませる。

そうやって最終的には随分シンプルな技法にまとまりました。
はじめは無理なこともちょっとやっていたのですが。。
イエローバージョンはその逆で配色。見本を作る段階で挿してたイエローのカラーをピンクに変更。


結果的には特殊なことは何一つやっていませんが
今までcoccaさんに関わった生地の中では一番素敵に出来たというの実感を自分なりに得ることが出来ました。
デザインをしてくださったkoumoriyaの伊藤さんが布になった時、一番素敵になる絵を描いてくれていたと言うことにも気付くことが出来ました。

自分にとってこういう仕事に関われることが一番幸せなこと、本当にうれしかった。
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7月7日 koumoriyaの伊藤さん ~見本のお話~

coccaの村山さんに半年も前に是非あって欲しい人がいるんです。
そう言われていた伊藤さんとの布作り。

そんな布が今、coccaで扱われているのです。
興味のある方はこちら
koumoriyaさんのブログはこちら

製版前のデザインに応じた技術見本
打ち合わせを経て
製版後の工場でサンプル実験。
頂いたデザインを元にああだこうだと提案させて頂きます。
プレッシャーもあるけど、何より自分にとって一番ワクワクする時間です。
まずはデザインした人に喜んで貰いたい。

実際の布でそのデザインで試して進めていく作業はとても手間の掛かることだけど
布を生きたものにしてあげるためにはとても必要な過程なのです。

そして村山さん達は必ず気持ちよく仕事をさせてくれる人達です。
いろいろなことが共通認識、暗黙の了解、そして信頼関係で進めることが出来る。

だからこそ自分達もそこまでしてものづくりをすることが出来るし継続出来る。
金銭的な利益だけでは計れないものづくりの価値がそこにはあるのです。
そしてそれは自分にとって、とても贅沢で幸せなことです。
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テキスタイルデザイナーのための工房開放!!

~布作りをサポートするための工房を開放します~

東京にて、布作りをサポートするための工房を開放します。

テキスタイルデザイナーとして、オリジナルの布作りを続けている方や、環境がなく制作が出来ずにいた方、制作を再開したい方に朗報で す。

少しでも多くの方に参加して頂けるよう日曜開催となります。

7月25日、正式な開放に先立って試験開放を行います。

また今回はシルクスクリーンを中心とした展開になりますが今後ニットや織りなども随時開放していく予定です。

製版のみや、蒸し加工のみの使用も可能となります。

興味のある方はぜひご連絡ください。

制作スペースは大塚テキスタイルデザイン専門学校の全面的な協力の下、開放されます。

テキスタイルデザイナーのための工房開放
~布を生み出し続けるために~

大学や専門学校にてテキスタイルデザインを学んだ学生がその卒業後、
制作を続けるための環境は現在非常に不足しています。
学校というものがあくまで学びの入り口に過ぎない以上
そこで学んだ知識や技術がその後、途切れてしまう現状を改革しなければいけません。
またその必要性が大いに語られる中、現在実現していないのが実際です。
布のクリエーションには専門的な設備が必要になります。
物作りを続け、さらに発展させてもらう場所が必要だと考えます。
多くの方の協力の下、才能のある人材が今後、より持続、発展した物作りを続けていくためのクリエーションスペースを開放します。

詳しくはこちらへ

今回、textile×design notesの企画のために、大塚テキスタイルデザイン専門学校が全面的に協力してくださりました。
値段設定もテキスタイルデザイン活動の支援という観点から、利益のない設定になっています。

こういった制作の場は、必要だと言わる中、実現されてきませんでした。
そういった中、賛同してくださった大塚テキスタイルデザイン専門学校の皆様に感謝するとともに、今回、外部への開放と言う難しい対応を現実のものにしてくださった春日さんに心より感謝いたします。

皆様がこの機会をものづくりの発展に生かして頂けることを心より期待します!!


反応染料について~奥田塾勉強会7月~

今日はどんなに暑くなるものだろうかと心配していましたが、
時々降る小雨が空気を涼しくしてくれていました。

来月までの酸性染料に変わって、今日からは反応染料のお話です。
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酸性染料の抜染~奥田塾実習6月~

奥田塾6月実習は酸性染料の抜染でした。
今月が酸性染料のラストです。

抜染とは生地のベースの色を抜いて、別の色を差し込む技術です。
たとえば、真っ黒の布を白く柄でプリントしたり、ピンクにプリントしたり。
青のベースに補色のオレンジをプリントしたり。


この布は前に染めた布に更に加工を加えていきます。
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酸性染料の防染・抜染~奥田塾勉強会~

6月13日は酸性染料の防染と抜染のお勉強。
いつもより参加者が多かったのと黒板を使いたかったので場所移動。
まるで山小屋の勉強会。。
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酸性染料・防染プリント~奥田塾~

朝起きたら、近くの空にもくもくと煙が上がっていた。

後日、電柱に猫を探す張り紙があった。
猫は戻ってきただろうか。

そんな朝で始まる5月22日。
もはや遠い記憶。
更新されないブログ。。
この時期はどうしてもハードスケジュールになる。
でも本当に忙しいのかというと確かに休日というのが来た気はしないけど
これが限界な訳もない。
時間の使い方をもっとうまくしたい。
もっと中味の濃い毎日を過ごせるようになりたい。
くだらないことに悩みつつも。
今、やらなきゃ行けないことがたくさんあるのだし。

そんなこんなで前置きが相変わらず長いブログは
5月22日。奥田塾。酸性染料の防染プリント。


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