何故に
自分が何故に生きているか。
その答えをしっかり答えられるだろうか。
もっと、簡単なことでもいい。
何故にこの学校を選んだのか。
何故にものづくりを続けるのか。
何故にその人が大事なのか。
嘘でも虚飾でもなく、素直に答えることが出来るだろうか。
そしてそれは何物にも揺らがないほど強固な物だろうか。
それとも、すべてがなんとなくだろうか。
成功の成否を分けるのは、運でも知能でも技量でもない。
何故に自分がそうするのか。その思いの強さがすべてだ。
そしてそれが意識的に明確化されているかどうかが問われる。
落ち込んでいるとするなら、何故にを見失っているのかもしれない。
それであるならまずその見失った自分の意志のゆくえを探るべきだろう。
言葉にしなくたっていい、これだというイメージとそれに付随する感情さえあればいい。
そしてそれは様々な物への感謝の気持ちから、きっとはじまる。
自分が何故にそれに立ち向かうのか。自分の中ではっきりさせる。
それさえあればどんなに辛い状況でも乗り越え、最後までやり切ることが出来る。
ぼくは何故に生きているんだろう。
いったい僕に何ができるんだろう。
そう言った思いにいつでも誠実でありたい。