アーカイブ ‘ 2013年 2月

シンポジウム「ブランドと工場の共生」

タイトル : 「ブランドと工場の共生」
日程 : 2013年3月5日(火)19:30~22:00 (19:00 開場)
座席数 : 60席
料金 : ¥2000/1D
会場 : 渋谷アップリンク1階 「UPLINK FACTORY」
住所 : 東京都渋谷区宇田川町 37-18
登壇者 :
宮本英治様(文化ファッションテキスタイル研究所 所長)
奥田博伸様 (株式会社奥田染工場 代表取締役)、
玉井健太郎様 (ASEEDONCLOUD デザイナー)
司会進行 :
スナオシタカヒサ様(coromo チーフエディター / ジャーナリスト)

予約 : お名前・ご職業・お電話番号・人数を
「 info@secorigallery.com」 宛てにメール予約可
(残席数を確認したいので、お手数ですが、できるだけ事前予約をよろしくお願いいたします)
備考 : 学生証提示で 入場料 500円引き

コンセプト
「トークショー」ではなく、参加者主体で、客席からも議題を投げかけることが可能な「シンポジウム」
事前に参加者から質問を集め、当日はモデレーターのスナオシ氏に議題を展開して頂き、登壇者、参加者の両者によって創られる
「研究会」を目指します。

議論項目(サンプル)
・デザイナーと工場が結びつく為に必要なことは。
・デザイナーと工場を繋ぐコンバーターが少なくなった理由。
・工場見学会を定期的に開催することについて。
・工場の衰退を止める為に、今後どんな企業努力が必要なのか。
・ファクトリーブランドが台頭しない理由。
・ブランドが工場にオーダーする一般的な必要ロット数について。
・ ブランド、産地、コンバーター、或いは組合。今後の理想的な在り方とは。

※ 質問に関しては、参加者より事前にメールにて受け付けます。
沢山の質問をお待ちしております。

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UPLINK GALLERY 展示会情報

渋谷アップリンク内「UPKINK GALLERY」では
Secori Book vol.1』内でご紹介した、「MIYABI」の小田原市箱根町の伝統工芸「箱根寄木細工」の木工職人である「OTA MOKKO」と恊働制作をしたクラッチバックの受注会を2013年2月27日(水)より3月5日(火)まで行います。

3月6日(水)より3月11日(月)まで、アトリエ「Laboraus」からTTT企画のもと福井のケイテー・テクシーノ株式会社様と生地開発を行ってきた、「aaAaa」, 「rari」, 「sou-mu」の3ブランドの展示会を行います。

 


役目

僕らには野心があって

世界征服だとかそんなくだらない事に近い物を抱えていて

 

人にはそれぞれ役目があって

20歳頃の自分探しらしき物の迷走のうちに

足元でずっと踏みつけていた物の存在に気付いたりして

 

これをしなければ行けないんだ

と言うことの感受性を育てるために

それでも迷走を繰り返すし

過ちを繰り返す。

 

それで

ガラクタが足元に積まれていって

そのうえに乗るから

ちょっとだけ塀の向こうが見えるようになったりする。

 

それでちょっとだけ誇らしげになって

 

2月3月ともなれば

卒業の季節で、4月にもなればページは真っ白になってまたはじまる。

落書きだらけで埋め尽くされたノートを一冊、また本棚に並べる。

 

ノートを新調するたびに、

ちょっとだけ器用になっている自分がいて、

ちょっとだけつまらなくなっている自分がいる。

 

歳を取ることで

枯れていく生き方があって

 

歳を取ることで

磨かれて洗練されていく生き方がある。

 

つまらない自分を変えてくれるのは

出会いってやつだと思うんだ。

 

自分なんてもしかするとどこにもいないのかも知れない。

この自分らしき物は、今まで出会ってきた人の総体なだけな気がする。

その全部が僕を生き生きとさせるし

何かやらなければ行けないことについて駆り立てる。

 

だから幸せだとするなら、素敵な毎日だとするなら

それは全部、出会ってきた人に恵まれてきたからに違いないし

自分がと言うことにどれほどの価値があるんだということになる。

 

自分というのはきっと器に過ぎない。

ひとつひとつの出会いが、生き生きと跳び跳ねてくれる器であるなら

それでいい。

自分が管理しなくちゃ行けないのはきっとそれぐらいの簡単なものなんだ。

 

歳を取る事がもし枯れてしまうだけだというなら、

きっとその人は、器の底に穴が空いてしまっているのだと思う。

器の素材はきっと感謝ってやつで出来ている。

 

尊敬するものに報いること。

愚かなものに抗うこと。

 

出会ってきた総体がここにあるだけなんだ。

 

だから役目というのがあるなら

そうして様々な出会いを重ねてきた今について

少しでも、誠実な自分でいられるようにすることなのだと思う。

 


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プリントデザインについて思うこと :『テキスタイル・マルシェ in 京都』

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今回、奥田染工場は以下のデザイナーと共に京都に来ました。
準備も含めて、ちょっと学生気分の青春気分で楽しい毎日です。

JUBILEEのシミズダニヤスノブ
5/8のMasashi Kondo
phro-floの吉田留利子
adhaesionaの廣瀬勇士

今回メインのJUBILEEのシミズダニヤスノブ
5/8のMasashi Kondoを連れて、
まずは今回のプリント生地を探しに、浜松に向かいました。そこで、現地に足を運んだからこその素敵な生地達や、それを作る職人さん達と出会うことが出来ました。

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今回生地売り用にプリントした物は浜松の生地との出会いから、プリントの技術も保有するデザイナー自らが、次期シーズン用のサンプル生産分としてプリントした限定品になります。すべての生地はですので、デザイナーが自らプリントした貴重品となります。

奥田染工場では通常、物作りの理念として、デザイナー立ち会いの下、生地のサンプル製作を行います。
書面やデータだけのやりとりではなく、適切なデザインに落とし込むためのコミニュケーションがクオリティの向上には非常に重要だと考えます。
布にはそれぞれに表情があります。
その表情にあったデザインや色は同一ではありません。
ただ絵を描いた物をプリントすればいいという物ではありません。
布も柄もそれぞれが生かし合う関係性を生み出すことが出来て、それがはじめてプリントデザインになるのだと考えます。

プリントデザインをどれだけ実態を伴わない想像で組み立てても、その布の上に乗ったときどんな顔を見せてくれるか、完璧に想像出来るデザイナーはそうそういません。
布にプリントをしてみて、実際の仕上がりを見ていく中でこそ見えてくるものがあります。
なんとなくの分からない状況でされたデザインが世の中に多い中で、
より適切なデザインを生み出していくためには実際をしっかり感じ、そこから導き出すことの重要性を強く感じます。
更に、そういった中でデザインを進行していくと、必ず新しい発見に出会います。

デザインを閉じ込め殺すのではなく、そうした姿勢が物作りにおける確かな生命力を生み出して行くと考えます。

今回、若い現場を知るデザイナー陣に声を掛けさせて頂き、それらの布を並べてみて、確かな実感を得ました。
いろいろなお店で、プリントの布が並ぶ風景を見る中で、
こうやって並べた物をみて見ると、みんなちゃんと色を作ってくれているな、技術を理解したデザインの構築であるからこそ、はっきりと出せる部分がある、それだからこそ見えた色が並んでいるなと、強く感じさせていただきました。

普段、見ることののない多彩な色のある風景をぜひ感じていただければと思います。

また、今回、すべてのデザイナーが京都にいます。
ぜひぜひ遊びに来てください。


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