前回までのあらすじ

2月1日、2日の『テキスタイル・マルシェ in 京都』にて、
それは昔々、我が先代が、道楽で作品を作っていたときの技術のひとつを、染色セットにして販売します。
作った作品はどこかの美術館にあるとかないとか。

実際使用した技術を、染色がはじめての方でもできる用に、簡単にまとめました。
しかも1回の絞り染めで、複雑な絞り染め表現が出来ます。
とても簡単なアイデアですが、更にアイデアをプラスアルファしていくことで様々な表現が可能です。

ちなみに染色用のシルクもテキスタイル・マルシェ用に破格の価格でご用意しましたよ。
でみんなで、染めました。
さあ、世界のどこにもない、自分だけの一枚を作りますよ。

駄作も含めて、作ったすべてです。
写真だと実物の良さというかシルクの良さがあんまり出ません。
なので、実物は京都に持って行きます。

染めあがりには、見事にそれぞれの性格が出ました。
ちなみにボクも含め、みんな絞り染めは素人ですっっ。
これは本当です。
まあでも、絞り方が分からなくても、なんとなく、どうにかなります。
ちなみにダサい絞り染めだけは絶対嫌だという気持ちでボクはやりました。
気持ちを込めればどうにかなります。

奥田画伯
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吉田画伯

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最後に染色セットにつけるレシピ用の撮影用に作った1枚です。

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ちなみに、私がやると何で優しくなっちゃうんだろうと言っていました。
聞き流してやりました。
色を詰めるってことで、2度目の集まり、ボクからの説明は一切無しで、
ボクの書いたレシピだけを読んで、買ってくれた人と同じ状況にてということで、シミズダニ、近藤、両氏に染めて貰いました。

近藤画伯
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シミズダニ画伯
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シミズダニさんのかっこいいっす。さすがっす。

しかし、2人とも配色似ているな。
さすが年は違えど、同じ誕生日。仲良しね。
番外編1

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宇田川画伯は1日目、2日目と、今回2回目の製作です。
1作目は小学2年生ぐらいの無垢な作品となりました。
やはり人間味が出ますね。

そして2回目、
今度こそは行けるというこの顔。
出来あがりはどうしても秘密だそうです。

番外編2

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なんか文化祭っぽくて楽しいね。
恋とかはじまっちゃう系じゃねなんて、キャピキャピ、色を詰めました。
なぜなら、これ全部売れたところで、おいらなら普段の工場の仕事を、他の3人なら普段のデザインの仕事をやった方が儲かるだろ。
これいくらの人件費なんだ!? と気付いてしまったからです。

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ってことで、ワンセット出来上がりました。
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あとはこれにレシピをつけるだけっ!!
どうにか日が暮れる前に終わりました。

そんなこんなで2月1日、2日、京都へと向かいます!!!

番外編3

ボク「すごい量だね」
こんさん「いやこれは売れる、俺が欲しい」
ボク「いやあでもさあ、一個も売れなかったらどうしようねこりゃ」
こんさん「自動車に再度積むの嫌だね」
ダニさん「その時は、鴨川に流して帰ろう」
こんさん「いや、それ捕まるから」

売れようが売れまいが、いい意味で京都に痕跡が残せそうです。

 

One thought on “魔法の染色セット用意しました。完成作品編:『テキスタイル・マルシェ in 京都』

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